一般的な大学生のブログ

何事もEverything

語弊力 語彙力

語弊力

Twitterで見つけた面白い単語
「語弊力」

評論の問題を解いていると、
「日本語の乱れ」をもっともらしく論じている文章がたくさんありますよね。

またそれに対しても、言葉は変化するものだということを、これまたもっともらしく論じているのをよく見ます。

だいたいそういう文章を書く文化人は若者の言葉の乱れ語彙なんかに着目して書いてらっしゃるんだろう。

語彙力、そもそも

ご い -ゐ [1] 【語彙】 ① 〔vocabulary〕 ある一つの言語体系で用いられる単語の総体。言語体系をどのように限るかによって,内容が変わる。日本語という限り方をすれば,日本語の単語全体を意味し,漁村・農村あるいは特定の職業など,ある領域に限れば,その領域内で使われる単語の全体を意味し,ある個人に限れば,その人の使う語の総量を表す。 「漱石の-」 「 -が豊富だ」

語彙というのはまぁこういう意味であって、日本語の変化に伴って語彙のあり方も変化してると思うんですよ。

そのまさに「語彙」を「語弊」と混同してまさに「語弊」を生み出しているんだろうって状況がもう

めちゃめちゃ面白い

語彙について論じようにも、まず「語彙力」という言葉の認識が危ういという。あぁ、語弊が!

なんだろう、狙ってもここまで秀逸な現象は起きないだろうと。

「語彙力」がなくて「語弊」が生じていること表現するためにわざと「語弊力」としている

のではないかと思うとジワジワと笑えますね。 ありえませんけど。

一応僕も最近の若者として乱れた日本語を 目一杯使っていますが、語弊力は笑った。

語弊が生まれちゃう。(笑)

あえて使っていこうかなぁ、語弊力。